江藤 淳さん(㈱後藤工務店代表取締役)
2022年12月20日
「お客さまとともに20年、30年とお付き合いするのが注文住宅。自分と家族の帰る場所を持つという豊かな人生設計のお手伝いをさせていただく。私も愛する別府で、お客さまにも町にも元気を与えたい」と、別府での住宅建築をエネルギッシュに語るのは、創業87年の老舗㈱後藤工務店の江藤淳さん。今年6月に代表取締役に就任した。
就職氷河期に学校を卒業した江藤さんは、バスケットボールに打ち込んだ経験を生かし、出身の北九州市内で電設資材の営業マンとして社会人をスタートした。仕事は忙しく、持ち前のスポーツマンの体力を生かして仕事にバリバリと取り組んでいたが「起きている子どもの顔を見ることができない毎日」と、仕事に打ち込んでいた時代を振り返る。
そんな仕事中心の生活を送っていた矢先、妻の実家の家業、現在の会社を承継してほしいという話が持ち上がり「これを機に生活を変えようと決心した」。入社した当時の江藤さんは、土木、建築と幅広く建設業を展開する会社で「建設用語の習得に苦労し、別府市内の地理や方言にも苦労した」と話すが、別府の温泉とレベルの高い魚の料理に「別府への愛は深まっていった」という。
「87年という長い間続いている会社をしっかりと承継し、市と連携して地域に貢献できる企業として存続しなければならない。子育て世代が元気を持てれば、いろいろな世代も元気になる。きれいな街づくりが進めば観光客も増える。好循環に貢献したい」というのがこれからのビジョンだ。
江藤さんは、別府青年会議所の専務理事も務めており「APUなどの大学生はポテンシャルが高く、交流で力をもらう。大学生の起業により街が元気になる姿を見て良い刺激を受けている」と話し「私の描くビジョンのように、ほかの世代も切磋琢磨できる」と期待を寄せる。
「歴史のある会社は地域に必要とされているという証。それだけにプレッシャーもあり重責の思いを感じている。社会資本整備を担う建設業は、どんな時代になろうとも無くなりはしないが、現状は人手不足は否めないし平均年齢も高い。若い世代の入職に力を注がなければならない」と目の前の課題に向かう覚悟を語る。
しっかり確立された土木部門を持っていること、地元に根付いてきた企業らしく別府を熟知していることを強みに「さらにお客さまを満足できる建築部門に発展させ、創業90年、100年を迎えなければならない」と、江藤さんは改めて歴史の節目を見据える。
仕事がオフの日は、家族サービスとJCの活動に汗を流す36歳。
就職氷河期に学校を卒業した江藤さんは、バスケットボールに打ち込んだ経験を生かし、出身の北九州市内で電設資材の営業マンとして社会人をスタートした。仕事は忙しく、持ち前のスポーツマンの体力を生かして仕事にバリバリと取り組んでいたが「起きている子どもの顔を見ることができない毎日」と、仕事に打ち込んでいた時代を振り返る。
そんな仕事中心の生活を送っていた矢先、妻の実家の家業、現在の会社を承継してほしいという話が持ち上がり「これを機に生活を変えようと決心した」。入社した当時の江藤さんは、土木、建築と幅広く建設業を展開する会社で「建設用語の習得に苦労し、別府市内の地理や方言にも苦労した」と話すが、別府の温泉とレベルの高い魚の料理に「別府への愛は深まっていった」という。
「87年という長い間続いている会社をしっかりと承継し、市と連携して地域に貢献できる企業として存続しなければならない。子育て世代が元気を持てれば、いろいろな世代も元気になる。きれいな街づくりが進めば観光客も増える。好循環に貢献したい」というのがこれからのビジョンだ。
江藤さんは、別府青年会議所の専務理事も務めており「APUなどの大学生はポテンシャルが高く、交流で力をもらう。大学生の起業により街が元気になる姿を見て良い刺激を受けている」と話し「私の描くビジョンのように、ほかの世代も切磋琢磨できる」と期待を寄せる。
「歴史のある会社は地域に必要とされているという証。それだけにプレッシャーもあり重責の思いを感じている。社会資本整備を担う建設業は、どんな時代になろうとも無くなりはしないが、現状は人手不足は否めないし平均年齢も高い。若い世代の入職に力を注がなければならない」と目の前の課題に向かう覚悟を語る。
しっかり確立された土木部門を持っていること、地元に根付いてきた企業らしく別府を熟知していることを強みに「さらにお客さまを満足できる建築部門に発展させ、創業90年、100年を迎えなければならない」と、江藤さんは改めて歴史の節目を見据える。
仕事がオフの日は、家族サービスとJCの活動に汗を流す36歳。