天野 伸治さん(竹田土木事務所長)
2024年05月17日
1989年入庁。竹田土木事務所建設保全課長、佐伯土木事務所次長兼企画調査課長、県河川課防災調整監、県企業局ダム管理部などを経て4月から現職。
県内の各土木事務所を歴任してきた天野伸治さん。これまでに日田、佐伯、別府、臼杵、豊後大野、竹田(1回目)、佐伯(2回目)を経験。竹田土木事務所は今回2回目だが、初めて所長として4月に着任した。
新所長として心掛けることを聞くと「コミュニケーションが絶えない風通しのよい職場にしたい」と話す。ただ、砂防担当は長いが「道路、河川、保全関係は詳しくないので、皆さんに教えてもらいながら引継ぎ事項を確認したところ。まだまだ勉強不足」と笑う。竹田市は「くじゅう連山、岡城址、長湯温泉など、豊かな自然、歴史に富んだ地域」と4年前にも感じた魅力を語る。
竹田土木事務所は、県道(一部国道)、河川、砂防施設の管理保全、県管理土木施設に係る各種申請窓口業務を行う。道路16路線、河川51、砂防指定地61河川、地すべり防止区域2カ所、急傾斜地崩壊危険区域102カ所を管理している。2024年度の主な事業予算は、玉来吉田線の街路改良に2億5600万円、国道442号道路改良1980万円、庄内久住線の交通安全2000万円、芹川かわまちづくり1億7520万円、梶屋川の通常砂防に1500万円など。
道路整備はかなり進んでいる状況(改良済86・8%)だが、「一部で道路構造令(技術的基準)を満たしてない箇所についても、きめ細かな整備を進めていきたい」と残る課題も忘れない。また、地元や市の要望を聞くのも大切だ。国道442号の道路改良事業は「くじゅう花公園」付近の拡幅工が中心だが、沿道の松の枝が大型車に接触するという声にも耳を傾ける。
さらに「地元住民とのコミュニケーションを大切にして、1人でできないことはチームで協力し合い組織として課題解決に取り組んでいく」とする。
こうした天野さんの働き方は、入庁後初仕事から得られたものらしい。最初に配属されたのは県道路公社(当時。2011年解散)への業務援助で、大分空港道路の整備に携わることに。そこで、「県で初めての施工となる自動車専用道路の構造や管理手法などについて、問題があれば職員間で議論しながらチームとして事業を進め、ビッグプロジェクトを実現できた」ことが心に残っていると語る。
建設業に対しては「令和2年九州北部豪雨災害当時は、同事務所で建設課長を務めていたが市内も被災が多かった。年度内に発注できたことに感謝している。私たちが業務を進めていく上で欠かすことのできないパートナーであり、これからも協力をお願いしたい」と連携を呼び掛ける。
チームワークを大切にするだけにスポーツをすることも見るのも好き。県職員で構成する草野球チームの試合で月に1、2回は汗を流す、57歳。
新所長として心掛けることを聞くと「コミュニケーションが絶えない風通しのよい職場にしたい」と話す。ただ、砂防担当は長いが「道路、河川、保全関係は詳しくないので、皆さんに教えてもらいながら引継ぎ事項を確認したところ。まだまだ勉強不足」と笑う。竹田市は「くじゅう連山、岡城址、長湯温泉など、豊かな自然、歴史に富んだ地域」と4年前にも感じた魅力を語る。
竹田土木事務所は、県道(一部国道)、河川、砂防施設の管理保全、県管理土木施設に係る各種申請窓口業務を行う。道路16路線、河川51、砂防指定地61河川、地すべり防止区域2カ所、急傾斜地崩壊危険区域102カ所を管理している。2024年度の主な事業予算は、玉来吉田線の街路改良に2億5600万円、国道442号道路改良1980万円、庄内久住線の交通安全2000万円、芹川かわまちづくり1億7520万円、梶屋川の通常砂防に1500万円など。
道路整備はかなり進んでいる状況(改良済86・8%)だが、「一部で道路構造令(技術的基準)を満たしてない箇所についても、きめ細かな整備を進めていきたい」と残る課題も忘れない。また、地元や市の要望を聞くのも大切だ。国道442号の道路改良事業は「くじゅう花公園」付近の拡幅工が中心だが、沿道の松の枝が大型車に接触するという声にも耳を傾ける。
さらに「地元住民とのコミュニケーションを大切にして、1人でできないことはチームで協力し合い組織として課題解決に取り組んでいく」とする。
こうした天野さんの働き方は、入庁後初仕事から得られたものらしい。最初に配属されたのは県道路公社(当時。2011年解散)への業務援助で、大分空港道路の整備に携わることに。そこで、「県で初めての施工となる自動車専用道路の構造や管理手法などについて、問題があれば職員間で議論しながらチームとして事業を進め、ビッグプロジェクトを実現できた」ことが心に残っていると語る。
建設業に対しては「令和2年九州北部豪雨災害当時は、同事務所で建設課長を務めていたが市内も被災が多かった。年度内に発注できたことに感謝している。私たちが業務を進めていく上で欠かすことのできないパートナーであり、これからも協力をお願いしたい」と連携を呼び掛ける。
チームワークを大切にするだけにスポーツをすることも見るのも好き。県職員で構成する草野球チームの試合で月に1、2回は汗を流す、57歳。