県塗装防水仕上工業会（県塗装）、日本塗装工業会県支部（日塗装）、県鋼橋塗装工業会の塗装３団体は20日、大分市内で合同の安全大会を開いた。
　各団体の会員40人が参加。日塗装の佐藤佳郁支部長が開会宣言の後、県塗装の麻生英治理事長が水冷服などの熱中症対策に触れ「健康な体だからこそ作業ができる。暑い日が続くが安全第一で作業をしてほしい」とあいさつ。
　安全講話では、建設業労働災害防止協会県支部の石川雅久専務理事が同支部が取り組む安全教育を説明し、健康気象アドバイザーの大波多美奈気象予報士が「いつか必ず起こる、その時に備えて～知っておくべき気象と防災の知識」と題して、台風10号の被害状況、台風14号の進路などを紹介。そして「地域の災害リスクを知り、災害から身を守る知識を知ろう」と呼び掛けて、ハザードマップなど説明した。
　続いて安全表彰があり、中島英一さん（大分塗装工業㈲）と古矢智広さん（㈱佐藤塗工）の２人が受賞。中島さんが安全宣言の後、全員でスローガンを唱和して会を閉じた。