高山組の橋梁工事見学 緑ヶ丘中学3年生〈竹田市〉無料
行事・講習会・表彰豊肥地区
2024年10月10日
竹田市の㈱高山組(高山茂明社長)は2日、土木工事の現場に触れて興味を持ってもらい、担い手不足解消につなげようと、市立緑ヶ丘中学校(後藤秀成校長)3年生19人を対象に、同校近くの橋梁補修工事について現場説明会を開いた。
説明会には、発注者の竹田土木事務所員をはじめ、同社から甲斐哲平現場代理人、安東博文主任技術者らが出席。
初めに教室で、同社の和田貫汰技師が、自らが土木の道を選んだ理由や、将来の夢をどう仕事に生かすか、また、人口減少が進む地域では、今ある構造物を長期間使っていく社会となり、橋梁・道路・トンネルなど補修工事が重要になると説明した。
続いて、県道135号高森竹田線に架かる秋桜橋(1997年完成、L=91㍍)の工事現場に移動して、足場が組まれた下部工に、橋の変異を防止・地震の衝撃を緩和する機能付きのブラケットを設置する作業を見学した。
生徒から、「(腕章にある)現場代理人と主任技術者の違いは」との問いに、安東主任は「現場代理人は社長の代わりを務める。主任技術者は技術的なアドバイスをするのが役目」と述べ、また「工事のやりがいは」と聞かれて甲斐現場代理人は「工事が完成した瞬間。舗装がきれいで一番先に通れたりすると満足感を感じる」などと答えた。
和田技師は「視野を広げて夢を叶えてほしい。これをきっかけに土木に関わる人が少しでも増えてほしい」と語っていた。
説明会には、発注者の竹田土木事務所員をはじめ、同社から甲斐哲平現場代理人、安東博文主任技術者らが出席。
初めに教室で、同社の和田貫汰技師が、自らが土木の道を選んだ理由や、将来の夢をどう仕事に生かすか、また、人口減少が進む地域では、今ある構造物を長期間使っていく社会となり、橋梁・道路・トンネルなど補修工事が重要になると説明した。
続いて、県道135号高森竹田線に架かる秋桜橋(1997年完成、L=91㍍)の工事現場に移動して、足場が組まれた下部工に、橋の変異を防止・地震の衝撃を緩和する機能付きのブラケットを設置する作業を見学した。
生徒から、「(腕章にある)現場代理人と主任技術者の違いは」との問いに、安東主任は「現場代理人は社長の代わりを務める。主任技術者は技術的なアドバイスをするのが役目」と述べ、また「工事のやりがいは」と聞かれて甲斐現場代理人は「工事が完成した瞬間。舗装がきれいで一番先に通れたりすると満足感を感じる」などと答えた。
和田技師は「視野を広げて夢を叶えてほしい。これをきっかけに土木に関わる人が少しでも増えてほしい」と語っていた。