大分建設新聞

四方山

パソコンが壊れた

2024年10月17日
 パソコンが壊れた―と言ってもパソコン自体が壊れたのではない。ACアダプターが壊れたのだ。幸いなことにパソコンには5年間保証を付けていたため、早速販売店に保証証書を携えて交換を要求した▼ところが本体以外の周辺機器は保証の対象外と言う。仕方がないので買うことにし、取り寄せを要求したところ、店員がメーカーへ製品について問い合わせをすると現在製造中止になっており、在庫もないので取り寄せできない。しかもこのメーカーの場合、個人で購入するルールになっているという▼素人考えで同じメーカーのパソコンのACアダプターなら何でもよいだろうと思っていたが甘かった。国内ブランド製品は比較的互換性に優れているが、海外ブランドは互換性など頭の欠けらにもないのではないかと思われるほど作られた年代によって、電気の取り入れ口の形状や電流・電圧が違ったのだ▼そういえば以前、買った某海外ブランドの大損掃除機のヘッドが壊れた時も同様に製造中止となっており、後継機種との互換性も無かったのを思い出した。買うときの懐具合で安いのに飛びついた自分を責めるしかない。次回購入するときは、もう少し後々を考えて少々高くても国内ブランドにすべきだと身に染みた▼ところで、パソコンはどうなったかというと国内ブランドのメイドインチャイナを買った。というのも1日後には1万5000円も支払ったZOOM研修があったのだ。買ったのはよいがセットアップするのを店員に頼んで半日かかり、家に持ち帰ってインターネット接続とデータ移行に半日、合計1日がかりでやっと使えるようになった。ヤレヤレと思ったのもつかの間、研修本番では音声と映像がつながらず大変だった。パソコンは使いようによっては非常に便利だが年寄り泣かせの道具である。(筋)
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