運転気分
2024年10月23日
先日、久しぶりに国道10号の別大国道を社用車で走行した。車窓に別府湾が広がり、田ノ浦ビーチや道の駅たのうららを横目に、仕事ながらちょっぴりリゾート気分を味わえた。海を感じながらの運転は気分がいい▼県南の海沿いに在住する私は、国道217号で通勤している。途中、小さな船だまりに海霧が発生したり、工場の煙突から煙がまっすぐ立ち昇るのを見ると、どこかへ行きたくなる▼東九州自動車道は8月29日からの臼杵―津久見IC間の通行止めが、23日にようやく解除。期間中は臼杵市内の渋滞をう回するために、山側の国道10号を使った。時短にはなるが、海の眺めを楽しめないのが残念。その代わりに大分市内で、大野川を渡る白滝橋付近(下判田)で、天気がよいと雄大な由布岳が目の前に現れる▼豊肥地区への取材には、国道57号中九州横断道路をよく利用する。熊本方面の車線では大野ICまで2㌔の看板を過ぎると視界が広がり、くじゅう連山を遠望できる地点がお気に入りだ。ただ、あちこちで舗装の傷みが気になるが、弊紙既報の通り、21日から犬飼―大野IC間で夜間通行止めを行い舗装補修工事などが実施されている(11月15日まで)。走行性・安全性が向上し、取材が楽しくなることに期待したい▼その他に記憶に残っている道路は、大分市稙田から野津原を抜けて竹田市に至る国道442号、県道は「ぐるっとくじゅう周遊道路」、別府一の宮線(やまなみハイウェイ)、庄内久住線…と枚挙にいとまがない。今後は中九州道の大分―犬飼間、竹田阿蘇道路の完成が待たれる▼思えば入社から1年4カ月余で県内をけっこう走り回ったものだ。今までの最長走行距離はプライベートで福岡市までの往復約480㌔。元気なうちに、いつか九州一周に挑戦してみようか。(コデ)