㈱ＳＹＳＫＥＮ大分支店は、大分工業高校電子科２年生80人を対象に10月23・25の両日、通信技術講座を同校で開いた。生徒たちは電子科の主要科目である通信技術で扱う理論、設備や施工などの知識や技術を深めた。
　講座には、同社から講師に同校卒業生を含む８人が来校。座学で通信業界、通信工事の概要、同社の会社案内や仕事内容などの説明をした後、３班に分かれ、高所作業車への試乗、光ファイバーの接続、ＬＡＮケーブルの製作体験を順番に行った。
　同社は、以前から他支店が工業高校向けに技術講座を行っており、昨年、大分支店から話を持ち掛けて実現した。電子科の加藤幸司主任教諭は「実習する機会がなかなかないので、生徒たちも貴重な体験ができた。今後の進路選択の参考にしてほしい」と話した。