大分建設新聞

四方山

猫飼いたい

2024年11月11日
 アメリカ大統領選挙では、「アメリカ第一主義」のトランプ前大統領が当選を果たした。日本をはじめ、世界各国へどんな影響があるか。今後に注目である▼同じくして「愛犬第一主義」を掲げる、わが家でも2大勢力による争いが起きた。「犬一匹だけではかわいそうだから、猫を飼ったらどう?」という革新勢力の私1人と「愛犬だけでいい」と現状維持を望む保守勢力の奥さんと子ども2人の計3人が激突▼私は熱心に猫を飼うための政策などをアピール。しかしながら、結果として保守系の「犬一匹でいい党」が革新系の「猫も飼いたい党」を破った。敗戦の弁として「猫の魅力は相手側も理解しているが、世話などの面で疑念を払しょくできなかった。私の力不足である」と心の中で述べておく▼なぜ、猫を飼いたいと思ったかというと、甥っ子の家が猫を飼い始めたからだ。まだ、手のひらに乗るサイズなのに、部屋で動き回っていてもトイレの際は、ちゃんとトイレの中で排せつをしている。猫飼いの人からすると当たり前だと思うが、実際に目にしたときは衝撃だった。名前を呼ぶと寄ってくる、人の膝の上に座るなど、小さいながらも、猫が愛されるゆえんの姿を見せつけられると、飼いたくなるのが当然だろう▼保護猫を飼わないかというオファーが、わが家にはよくある。しかし、先日の猫飼い選挙に敗れたので、当分は飼えない。だから犬の散歩中、偶然に保護した猫なら、強引に飼えるのではと考え、散歩の際は気にしながら歩いている。もちろん、捨て犬も同様である。希望は「捨てラブラドルレトリバー」だが▼家にペットがいるだけで、充実した生活が送れると思う。「猫がいたらもっと楽しいのに」を公約に掲げ、次回選挙へ向けて、子ども層からの支持拡大を図らねば。(せい)
フォトコン結果発表
取材依頼はこちら
環境測定センター
arrow_drop_up
TOP