この時期の三大問題
2024年11月15日
毎年この時期に頭を悩ませる問題が三つある。一つ目は年賀状問題だ。まず、喪中の先や転居した先はなかったかを確認し、最新のリストを作成する。その上で、写真はどれを採用するか、予備も入れて何枚注文するのか、などを決定していく。ネット印刷で購入する場合、早期の注文で「早割り」が適用される場合が多いので、お得に発送するためにはこの時期からの準備が欠かせない。なお、準備に関する旦那の協力は一切ない▼二つ目は、お正月に各家に持参するお供えの御年賀問題だ。毎年同じというわけにもいかないので、あれこれ考えながら、のしを付けられる箱菓子を選ぶ。ある年は仏壇の前に同じ地元菓子店の箱がずらっと並び、なんとなく親戚内で気まずい雰囲気が漂ったことがあった。そのため、その年以降は「お取り寄せ」で準備している▼開封した後を考え、日持ちがする、小分けの包装になっている、子どもでも食べられるもの―など意外と縛りが多い。「あれがいいか、これがいいか」と頭を悩ませるのだが、旦那は自分が食べるわけではないので、全く無関心▼三つ目はスケジュール帳のリフィル購入問題だ。もう15年以上同じ手帳を愛用しており、毎年この時期に、中に差し込む来年の日付入りリフィルを購入する。ところが、A5という比較的大きめサイズであることがネックとなり、購入し続けていたリフィルが次々と廃盤に。スケジュールもスマホで管理する時代だ。売れないサイズなら廃盤となっても仕方ない。しかし使い慣れたこの手帳を手放す気にはなれない▼同じサイズの手帳愛用者の旦那も、ここだけは同じ思いらしい。この時期は夫婦で必死になってリフィルを探す。穴の位置や数が違ったりすると悲惨なことになるので、ここだけは協力的だ。…もしや自己中?(万)