大分建設新聞

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エコアクション21に貢献 登録事業者へ感謝状〈大分県〉無料

行事・講習会・表彰県内全域
2024年11月19日
 県は先に、県庁で2024年度エコアクション21長期認証・登録事業者に対する感謝状贈呈式をした。認証・登録取得後10年を経過し、環境保全に寄与した7社が表彰され各社の代表へ賞状が贈られた。県の感謝状贈呈は、22年度から実施しているが、過去2回は台風接近などの影響により中止。今回が初めての贈呈式となった。
 今年度の受賞は、㈱安部電業社、三浦国土建設㈱、㈱西日本ロジクル、大分県環境管理協会、㈲八幡自動車工業、大分デバイステクノロジー㈱、㈲ティーアイコーポレーション―の7社。
 式で、島田忠県生活環境部長が「今回の受賞者の取り組みを手本とし、県内のさらなるエコアクション21の普及に努めていく」と述べた。
 式後、島田部長を中心に歓談の場が設けられ、電気自動車導入の推進や熱中症対策の取り組みなどについて、受賞者から県の補助金制度の要望などについて意見が交わされた。
 三浦国土建設の三浦宏之社長は「担い手を確保するため、会社の環境を整備するにも少なからず経費が必要だ。環境経営の継続は無理のない範囲で進めていけたらと思っている」と話していた。
 エコアクション21は、事業者が環境への取り組みを効果的、効率的に行うことを目的に、環境への目標を持って行動し、結果を取りまとめて社会との環境コミュニケーションを行う方法として環境省が策定。環境経営の証になるとともに、金融機関などの低融資制度の対象となるなどのメリットがある。
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