大分建設新聞

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アプリで重機操作 犬飼小中学校で教室無料

行事・講習会・表彰豊肥地区
2024年11月21日
 豊後大野土木事務所(森﨑貴嗣所長)は15日、豊後大野市立犬飼小中学校(小坂敏之校長)の8・9年生43人を対象に土木未来教室を開いた。
 同教室には、大建協大野支部のほか、指導員で後藤土建㈲、㈱東藤建設、㈲羽田野組、恵藤建設㈱、㈱三重綜合建設工業、足立建設㈱、㈱千大土木、㈱友岡組の社員が協力。
 初めに森﨑所長は「土木は皆さんの身近なところにあり、県民の命と暮らしを守るためのいろんな施設をつくったり、それを管理したりしている。この教室をきっかけに土木に興味を持ってほしい」とあいさつ。
 続いて、同事務所企画調査課の大町勇人主査が「土木について」と題してスクリーンに図解や映像を映しながら、▽土木の役割には、人々が安心して暮らせる社会基盤の整備・災害時の復旧に向けた対応・老朽化したインフラの維持管理、更新という三つがある▽進路には公務員か民間の会社がある▽仕事の流れ▽最先端技術の事例―などについて詳しく解説した。
 座学を終えると、校庭に移動して土木の最新技術を実際に体験。6班に分かれ、①測量機(TS)によるポイント測定②アプリでの重機操作③杭ナビで地上に文字書き―を体験。特にアプリでの重機操作では歓声が沸くほど楽しんでいた。
 終了後、生徒代表で8年生の竹原柾哉さんが「土木についてもっと知りたいと、興味を持った」とお礼を述べた。
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