県塗装防水仕上工業会（麻生英治理事長、36社）の別府・大分両支部は16日、日本塗装工業会県支部（佐藤佳郁支部長、15社）の協力を得て「いいいろ塗装の日」（11月16日）に合わせ、別府市立亀川小学校と大分大学教育学部附属幼稚園で、校庭の遊具などの塗り替えボランティアをした。
　別府支部（中村年久支部長、８社）は、組合員７人が亀川小学校校庭の登り棒や滑り台などの遊具を、色鮮やかに塗り替えた。中村支部長は「児童が月曜日に登校した際、きれいな遊具に喜んでくれること、感謝の言葉が一番のやりがい」と話した。
　大分支部（松山雅光支部長、22社）では、大分大学附属幼稚園で遊具の塗り替え作業のほか、保護者も参加したお絵描き体験も開かれた。園児の保護者も含め約２９０人が参加。
　園庭では、組合員が遊具の塗り替え作業と入り口付近に設置されている「ジャックの豆の木」のモニュメントの塗装も行った。また、お絵描き体験では年少組は手を使ってパネルに虹の模様を描き、年長組は筆を使って積み木の色塗りをした。後日、年少組が描いたパネルは、園庭のフェンスに掲げられる予定で、全て合わせると30平方㍍の大きさになるという。
　麻生理事長は「これからも活動を通じて、社会貢献と塗装のＰＲを続けていきたい」、佐藤支部長は「地域社会への貢献、塗装の普及活動を続けていく。このように直接参加してもらうことで、塗装の魅力も伝わるはず」と、それぞれ話した。
　活動に協賛した塗料メーカーと販売店は、別府支部は日本ペイント㈱、二和カラー㈱、大分支部は関西ペイント㈱、和信化学工業㈱、西菱塗料㈱。