大分建設新聞

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足場設置など点検 大分地区で木建パト無料

行事・講習会・表彰大分地区
2024年11月21日
 大分地区木造家屋建築工事安全対策協議会は19日、大分市内の安全パトロールを実施した。大分労働基準監督署、建災防県支部などから12人が参加した。
 大分市の職業訓練センターで出発式があり、大分労基署の後藤大河監督官が「10月末時点であるが建設業の労災発生状況は減少傾向にあり、特に死亡者数は0人と史上初である。これからも年末年始に向けて現場の安全と健康に配慮し、労働災害防止に努めてほしい」とあいさつ。
 パトロールは、新・京が丘、横尾東町、久保山団地の住宅新築現場を巡回。
 各現場では、点検票に基づき、現場担当者から工事概要、当日の作業内容などを聞き取り、足場の設置状況などを中心に点検した。
 点検で不備が認められた▽落下防止措置が不十分で手すり・親綱・ネットがない、足場板の幅が規定値以下▽ネットフェンスが倒れかけ、子どもが入れるような隙間ができている―などの指摘・指導をその場で実施、改善した。
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