大分建設新聞

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大野川について学ぶ 大分市立川添小4年生無料

行事・講習会・表彰大分地区
2024年11月26日
 利光建設工業㈱(利光正臣社長)は21日、大分市大字丸亀の大野川河川防災ステーションで、近くの大分市立川添小学校4年生16人を招き、社会科授業の一環で環境学習・体験学習会を開いた。大野川安全協議会に加盟する、後藤建設㈱、㈱佐伯建設、柴田建設㈱、下村建設㈱、㈱センコー企画も協力した。
 学習会は、「子どもたちに自然の川の豊かさ、草刈りなど河川の維持管理の目的、河川工事の目的などを知ってほしい」と毎年実施している。
 初めに利光建設工業の協力企業で、㈱ミギワの平野達也さんが、大野川が宮崎県祖母山を水源とし、河川延長107㌔と九州で5番目に大きい河川であること、堤防を作って洪水を防ぐ治水や、農業や工業に川の水が利用されている利水について話したほか、堤防の草刈りは、堤防にひびが入っていないかなどの点検のために行われている、また、河川敷に植えられた桜には、人工樹林帯(防水林)としての役割があること―などを説明し、児童は真剣な表情で聞き入った。
 その後、河川敷に移動し、1日約8000平方㍍を刈ることができる大型遠隔操縦式(リモコン)草刈り機の実演を見学。児童は交代でリモコンを握り、指導を受けながら操縦体験をした。
 学習会に参加した坂西慧飛(けいと)さんは「草刈り機の操縦は、ラジコン操作みたいで楽しかった。また、大野川が九州で5番目に大きい川だと初めて知った。これからも大野川を学ぼうと思う」と感想を述べた。
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