大分建設新聞

インタビュー

アッシュローズ

2007年04月25日
 井ノ口美智代さんは造園業に携わって10年、会社員として8年の経験を積み独立。昨年9月から、ガーデンデザイン・施工のアッシュローズ(日出町豊岡)を開設した。  井ノ口社長は「絵を描く事だけで終わってしまうのでは無く、毎日足を運んで現場を見たい。これは会社員の時には経験できなかった。出来上がっていく様子をお客様と話しあって、一緒に造っていきたい。ご連絡いただいて直接お客様のお宅にお伺いしてお庭を拝見させていただき、お客様が何を望んでいるか、お客様ごとに生活スタイルも違うし、話し合いの中から、お客様のニーズを知りたい」と熱く語る。  会社のシステムは「お客様のご相談から→打ち合わせ(現地調査)→デザイン設計→ご提案までを無料として行っているが、もし提案してもお客様が納得いかない場合は、私どもの努力不足だと思っております。ご依頼をいただいてご契約されてから料金が発生し、ご契約→施工→完成→アフターメンテナンスが基本的な流れとなります」とエネルギーを注ぐところを無料にしていると語る。  18年5月国際バラとガーデニングショウデザイン~裏庭の朝~では「女性の目から見た小さなスペースだけど、日の当たらない家の裏側など隠れた場所のマイナスのイメージをプラスに変えていく、そんな気持ちを伝えたい。高いローンを払って、夢のマイホームを建て見えるのは玄関周りだけです」と拘りをみせる。  現在折り込みチラシなどで、お客さまにアプローチしているが、今後の展開としては、建設関連会社にも協力いただきたい。「お客様の気持ちがあって、私の想いがあって、現場の力が有る。現在施工は1チームで活動しているが、さらに同じ感性を持つそんなチームを増やしていきたい」と意欲的に話す。 写真=ガーデニングショウデザイン~裏庭の朝~




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