大分建設新聞

インタビュー

グリーンクラブ(別府市)

2007年11月16日
 「やりましょうや。一緒に」。県建設業協会別府支部(安部正一支部長)と別府市管工事協同組合(小俣勝廣理事長)、電気工事業工業組合別府支部(福田幸功理事長)の3団体がボランティア団体「グリーンクラブ」を発足させた。  発起人で、初代クラブ長を務めることになった安部さんは、「建設業界を取り巻く環境がここまで厳しくなったら、業界の生き残りをかけていろいろやらないといけない。県民、社会に建設業を正しく理解してもらうには社会貢献が一番良い方法じゃないでしょうか」と発足の趣旨を口にした。  安部さん率いる別府支部では、これまでにも様々な活動を通じて地域社会に貢献してきた。しかしながら、単独の活動では限界があり、電気工事業、管工事業の団体に協力を求めた。管の小俣さんも、電気の福田さんもこの要請を快く受け入れ、クラブはスムーズに発足。  早速第一回目の活動として、5月21日の土曜日、別府市の「ポイ捨て禁止キャンペーン」に合わせて別府駅周辺と別府公園周辺道路の清掃活動をした。この日は好天に恵まれ、別府公園駐車場には各団体の会員各社から総勢130人を超えるボランティアが集結した。  安部クラブ長が、「3団体で力を合わせ、ボランティア活動を通じて地場企業の力を行政にアピールしたい。今日は、観光別府の玄関口を観光客に自慢できるようきれいに清掃してください」と呼びかけたあと、数グループに分かれて公園周辺の道路から駅前周辺までを清掃した。  駅前で別府市職員のポイ捨て禁止キャンペーンの開会式に合流。浜田博市長が挨拶で、「市の観光再生プロジェクトを支えていただき感謝します。今後も元気なまちづくりに協力をお願いします」とグリーンクラブの活動に感謝の意を表した。  グリーンクラブでは、本年度、献血運動や市内各所での清掃などを計画している。




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