大分建設新聞

インタビュー

大建協竹田支部青年部

2007年11月16日
 「我々が地域行事の盛り上げ役になろう!」。今年10月に誕生したばかりの、大建協竹田支部青年部(友岡孝幸支部代表)が、最初の試みとして、竹田の城下町を2万本の竹灯籠が照らす「竹楽(ちくらく)」に参加、見物客の案内や交通整理などの地域貢献活動をした。  その発起人は、大建協青年部の部会長(今年八月に就任)でもある友岡さん。「建設業界を取り巻く環境は、大変厳しい。業界の生き残りをかけていろいろやらなければならないのは当然ですが、県民の皆さんや地域社会に、建設業が社会基盤を整備していく上でどれだけ重要な役割を担っているかを理解してもらうには、まず地域貢献活動によって、その存在を知っていただくことから始めるのが一番良い方法じゃないでしょうか」と取り組みの趣旨を話す。  竹田支部の青年部は、これまでも不法投棄パトロールなど様々な活動を通じて地域社会に貢献してきた。しかしながら、支部単独の活動では限界があり、活動の場を広げるため竹田市観光協会や各団体の協力を得て、今回の竹楽参加を決めた。  今年の竹楽は、十一月十八日から二十日までの3日間開催された。会員諸氏は、大いにハッスル。県内外から訪れた人たちの案内や交通整理、竹灯籠の点火作業などに走り回った。この3日間は肌寒かったものの、好天にも恵まれ、十万人を超える見物客が、満足そうに城下町を包んだ、美しく幻想的な2万本を超える竹灯籠の炎に見入っていた。  「建設業がイベントを盛り上げ、竹田の町に人を呼ぼう」と、立ち上がった友岡部会長以下14人の会員たち。これからも、地域貢献の活動の場を広めるべく、市内各所での清掃活動や献血運動などに積極的に取り組んでいきたいと意欲を燃やしている。







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