大分建設新聞

インタビュー

(株)日建総合建設

2007年11月20日
  同社(大分市賀来北・藤田文廣社長)は今年5月、本社隣接地にショールーム「アウトレット住宅建材ホンモノ市場」をオープンした。システムキッチンやシステムバスなどの水回り商品、家具、ベッドなどを展示、販売している。  藤田社長は「建築の売り上げを伸ばすために、リフォームに力を入れようと思いリフォーム事業部を立ち上げた。お客様に商品を実際に見て、さわってもらえるようにショールームをつくった」ときっかっけを話す。  「アウトレットといっても、キズものや中古品などではなく、すべて新品の商品。独自のルートを通じて仕入れているので、安くサービスできる」と、・ホンモノ市場・の名の如く、商品の質と価格に絶対の自信を持つ。「オープン以来これまでに60件のリフォームを手掛けたが、クレームは1件もない。お店に来られたお客様とは、契約前に必ず現場に行って確認し見積もりをする。リフォーム部門は、工務店3社と施工代理店契約をし、きめ細かなサービスを心掛けている。いろいろと経費はかかるが、利益より信用が第一だと考えている」と藤田社長。  好調な要因は何か?。「これまで何十年間もリフォームをやってきたが、なかなかうまくいかなかった。しかし、ショールームに商品があることと、一流メーカー品を低価格で提供できることが、順調な要因ではないか」。価格と商品の確かさが、顧客に支持されたというわけだ。  今後、佐伯、日田、中津にも出店も計画中だ。それも「わが社が直接店を出すのではなく、仕入れは当社が行い、地域で活躍する工務店にお店の管理をしてもらうやり方を考えている。今、工務店を探しているところ」だそうだ。  「今後は、健康事業部を立ち上げ、介護用トイレや生ごみ処理機、還元水などの商品も扱いたい。今はこの仕事をやっていてとても楽しい」と、事業拡大に燃えている。




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