大分建設新聞

インタビュー

徳留 剛 さん(三協立山アルミ(株)大分営業所長)

2007年11月24日
 オーダーサッシの三協アルミ(株)と一般サッシの立山アルミ(株)が合併したのは6月のこと。販路を国内全域に拡大し、強い企業へと進化した。  まずは、新体制の前線で頑張る徳留所長に抱負を聞く。  所長「扱う商品も増えましたし、今まで以上にお客様第一のスピード対応で、小回りの利くところをお見せしたい。営業、設計部門の増員も視野に入れています」と営業方針を話す。  今の主力商品は何ですか?  所長「一番力を入れているのが、ビル開口部のリニューアル向けに開発した『MTG-70・HOOK工法』です。リフォーム時代に最も適した商品として、省エネや地球環境保護の観点からも高まってきている改装ニーズに応えられるものです」  どんな工法ですか?  所長「昭和40年代以降のビルのサッシならどれでも対応できる改装カバー工法です。既存のサッシ枠を改修枠で覆う工法ですが、従来より有効開口を広くとることができ、採光性や気密性を高めることができました」  売り上げ目標は?  所長「公共事業も新設より改修が増えて需要が伸びている時代ですから、全体で年間4億円くらいには持っていきたいですね」と意気込む姿は自信にあふれる。  将来の夢は?  所長「夢というより現実的ですが、これからの商品として樹脂サッシに期待しています。アルミではできなかった高い遮音性能があり、断熱性、耐熱性も優れていて、なにより環境に優しいですから。製作コストが抑えられるようになれば、アルミに代わって樹脂の時代が来るのは間違いないと思います」と答えながら、樹脂サッシや木造用のインテリアサッシシステム『AMIS』、大開口サッシ『ビューアート』と、次々とカタログを出してきては商品説明が続いた。  業界に入って以来建材一筋に15年の徳留所長、夢は尽きないようだ。唯一かないそうにない夢は、今年の巨人の優勝だとか。




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