大分建設新聞

インタビュー

永野千絵さん(INAXサンウェーブマーケティング大分第1営業所RS課)

2010年10月27日
 所属課名のRSとは「リージョンセールス」の略。地域に密着した営業を展開しようとする同社の戦略的な営業部門だ。代理店や工務店、時にはエンドユーザーにリフォームの提案営業を行っている。同社はINAXとサンウエーブが営業部門を統合して4月に設立した新会社。両社の商品を取り扱うため営業ルートも多岐にわたる。  実は今月、福岡から大分に転勤してきたばかり。大分に来る前は「九州で大分だけが謎だった」と言う。大分出身の知り合いもおらず、大分の情報もあまりなかったためだ。しかし来てみると、愛媛県に近い風土で、香川県出身者として親近感を覚えるという。写真が趣味で、日田の豆田地区や九重〝夢〟大吊橋、豊後大野の原尻の滝などの観光地を巡った。  大学では博物学を勉強し、学芸員の資格も持つ。INAXはギャラリー、ミュージアム、出版などの文化活動に積極的に取り組んでおり、永野さんがINAXに入社した動機も文化活動に携わりたかったからだ。福岡では写真展や建築デザイン展などユニークな催し物を企画、開催したのが楽しかったという。ここ大分でもユニークなイベントを催し、ゆくゆくは本社の文化活動部門で活躍したい、と抱負。  現在は営業担当として「ただ売り上げを増やすだけでなく、多角的な視点から当社のファンを増やしたい」。そのために、県内の建築士とのネットワークも広げていきたいという。  趣味の写真の魅力は「カメラを持つと、大胆になれるから。写真撮影を通じて人の輪が広がるし、旅行した軌跡も残せる。撮影した写真を見ると、いろいろなことを思い出すことができる」から。写すだけでなく、フォトブックなどにして作品そのものを人に見てもらって楽しんでいる。写真を撮る人生、そのものが文化活動のようだ。




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