大分建設新聞

インタビュー

衛藤 慎太郎さん(ヤマウ)

2014年05月24日
 コンクリート二次製品の製造・販売、施工などを手掛ける(株)ヤマウ。同社では、衞藤さんが入社した2年前から、新人に技術と製造部門を研修させ、設計などの技術と製品知識を持つ、人材育成に取り組んでいる。高専を卒業した衞藤さんは、その第一号。まだ23歳の若さだ。技術部門の開発設計部に1年、製造部門の福岡工場に1年在籍し、今年度から、別府以北を担当する大分北営業所営業部に配属された。まだ勉強中だというが、2年間の研修を積んだせいか、頼もしく見える。  業者などとの商談の際は、素早い対応が求められる。図面読みや商品特性などを勉強した衞藤さんがいれば、商談もスムーズに運びそう。営業所の即戦力になれる人材だ。「今は、まだ勉強中。奥田一博所長をはじめ、みなさんに良くしてもらっている。早く、営業所の一員として戦力になりたい」と笑顔で話した。  福岡工場在籍時に、PGF(プレキャストガードフェンス=防護柵)を製造していたことがあり、東九州道の設置現場で、工場の立場から補修業務などをした。営業所担当地域でも道路建設などの大型事業が進められているので、今後も活躍の場が増えそうだ。  高専時代は、野球部でピッチャーをしていた。行政機関や建設業に同級生や知り合いが多い。休日は、みんなで集まり、食事会やスポーツをするという。広い顔が生かせるのも、衞藤さんならでは。「会社内には、同年代が少ない。年が近い先輩たちや同期と一緒に、新しいヤマウをつくっていきたい」と夢を語る。  人材育成に力を入れるヤマウ。衞藤さんのように何でもできる人材が、今後も増えていくに違いない。    


2年間の研修を終え営業部に配属された衛藤さん

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