大分建設新聞

インタビュー

西山 晶さん(日建総合建設)

2014年07月11日
 お客様とリフォームする職人とをつなぐ西山さん。事務、営業、現場とマルチに活動する。建設業を志したのは、中学時代。鶴崎工業高校に体験入学して建築に興味を持ち、同校建築科に進学。卒業後、(株)日建総合建設に入社した。2級建築士、宅地建物取引主任者の資格も持つ。  入社当時はリフォーム展示場で事務を担当していたが、接客などをするうちに営業や現場に出かけるようになった。お客様から依頼があると現場を確認し、詳細に打ち合わせをして見積書を作成する。「お客様が納得するまで話をすることが大事。それを正確に職人に伝えることが私の仕事です」と笑顔で話す。  リフォームといっても、テレビ番組のような仮住まいをしながら工事ということは、あまりないという。実際は日常生活を送りながらリフォームすることが多い。そのため、生活のじゃまにならないよう騒音や振動に注意しつつ、生活に欠かせない荷物や台所などの水まわりにも気を遣いながら作業する。女性ならではの気遣いだろう。そのおかげか、客の多くは口コミでやってくる。リフォームした顧客が友達を紹介したり、人づてに聞いて来社してくるそうだ。西山さんと同社への信頼が厚い証といえる。  これからの夢は、もっとリフォームや土木、舗装工事などを手掛けて、地域の人たちの役に立ち、気軽に声をかけてもらえる関係を築いていきたいという。そのために、リフォームやインテリアなどの工事の勉強は毎日欠かさない。休日にショッピングなどに出かけた際も、仕事に活かせるものがないか必ずチェックするそうだ。  趣味はいけばなで「池坊」を習う。人に教えることができる資格を持ち、会社の花も西山さんがいける。  お客様と施工する職人の間に立ち、相違がないよう調整するという大変な仕事だが、これからも西山さんの人柄を慕い、多くのお客様が同社に訪れるはずだ。 
 

「お客様が納得するまで話をする」と西山さん
 
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