山﨑 剛さん(玖珠土木事務所長)
2015年06月23日
山﨑さんは、21年度から2年間、県玖珠土木事務所の建設・保全課長として勤務した。
「管内の幹線道路など地元・職員の皆さんが頑張って、かなり事業が進んだ。当時種まきした事業の芽も出ていて、今後が楽しみ。例えば以前、国道210号菅原戸畑線沿いの慈恩の滝の前に「道の駅」建設承認を、再々国交省にお願いしたが、ハードルが高く、後任に引き継いだ。それが今、実現に向けて進んでいる。これらの施設で観光振興の支援ができると思うと、面白い。仕事では難しいことが結構多いが、これが我々技術屋としては魅力でもある。事業推進には、地元の理解と協力が不可欠だが、玖珠は何か事を起こすと熱心にかかわってくれるので、心強い」と5年ぶりの玖珠の感想。
課長時代と今とでは、見るところが違っている。「玖珠、九重両町長に、どのようなまちづくりをする考えなのかなどをお聞きしながら、それを支援できる施策を検討したい。例えば、玖珠町は景観や自然環境、口演童話家の久留島武彦、豊後森機関庫などで伸ばせると思う」と地域活力の支援に目を向ける。
管内の東西軸は、大分自動車道と国道210号でしっかりしている。半面南北軸はぜい弱。地元の人が働く企業誘致には、中津港に至る南北軸は重要で、観光など交流人口を増やすためにも、道路整備が不可欠。
27年度は、「飯田高原中村線、菅原戸畑線、玖珠山国線整備が大きな事業。なんとか業者さんの受注機会を増やし、工事の平準化に努めたい。今後は道路・砂防・急傾斜地対策の維持・修繕工事が多くなる」と話す。
「当地では、冬の道路は凍結防止や除雪が必要。管理には業者の協力が欠かせない。建設業協会との協力体制が大事になる。より良い物を造るには、地権者と発注者と受注者が三位一体になることが大事。私どもの事務所内では、小さな事例でも、職員が所長室に集まって議論ができるような、風通しの良い職場づくりに努力したい」と。自身は、現場主義に徹する。
略歴
昭和54年、大分高専土木工学科卒。旧国鉄・JR九州勤務を経て平成元年、県職員採用。各土木事務所などに勤務。竹田土木次長、前任の大分土木次長から今年5月、現職。由布市狭間町生まれの57歳。
「管内の幹線道路など地元・職員の皆さんが頑張って、かなり事業が進んだ。当時種まきした事業の芽も出ていて、今後が楽しみ。例えば以前、国道210号菅原戸畑線沿いの慈恩の滝の前に「道の駅」建設承認を、再々国交省にお願いしたが、ハードルが高く、後任に引き継いだ。それが今、実現に向けて進んでいる。これらの施設で観光振興の支援ができると思うと、面白い。仕事では難しいことが結構多いが、これが我々技術屋としては魅力でもある。事業推進には、地元の理解と協力が不可欠だが、玖珠は何か事を起こすと熱心にかかわってくれるので、心強い」と5年ぶりの玖珠の感想。
課長時代と今とでは、見るところが違っている。「玖珠、九重両町長に、どのようなまちづくりをする考えなのかなどをお聞きしながら、それを支援できる施策を検討したい。例えば、玖珠町は景観や自然環境、口演童話家の久留島武彦、豊後森機関庫などで伸ばせると思う」と地域活力の支援に目を向ける。
管内の東西軸は、大分自動車道と国道210号でしっかりしている。半面南北軸はぜい弱。地元の人が働く企業誘致には、中津港に至る南北軸は重要で、観光など交流人口を増やすためにも、道路整備が不可欠。
27年度は、「飯田高原中村線、菅原戸畑線、玖珠山国線整備が大きな事業。なんとか業者さんの受注機会を増やし、工事の平準化に努めたい。今後は道路・砂防・急傾斜地対策の維持・修繕工事が多くなる」と話す。
「当地では、冬の道路は凍結防止や除雪が必要。管理には業者の協力が欠かせない。建設業協会との協力体制が大事になる。より良い物を造るには、地権者と発注者と受注者が三位一体になることが大事。私どもの事務所内では、小さな事例でも、職員が所長室に集まって議論ができるような、風通しの良い職場づくりに努力したい」と。自身は、現場主義に徹する。
略歴
昭和54年、大分高専土木工学科卒。旧国鉄・JR九州勤務を経て平成元年、県職員採用。各土木事務所などに勤務。竹田土木次長、前任の大分土木次長から今年5月、現職。由布市狭間町生まれの57歳。