小野 秀幸さん(㈱まるひで社長)
2018年04月10日
食肉小売・業務用卸・宿泊施設・飲食店などを幅広く手掛ける、㈱まるひで(大分市、小野秀幸社長、67)グループの不動産管理会社「秀観」が、別府市鶴見の九州横断道路沿いの民有地に温泉ホテル「別府温泉燈りの宿 燈月」を新築する。
2001年から、宿泊・観光事業に乗り出した小野さんは、由布市湯布院町や別府市を中心に県内13ヵ所で、ホテルや旅館、温泉宿泊施設を運営し、観光産業にも貢献している。
今回新築するホテルは、訪日外国人観光客(インバウンド)をメインターゲットとし、建物は、RC造6階建て地下1階延べ約3300平方㍍。客室は41室(104人収容)。
小野さんは、高校を卒業後、食肉全般に関する基礎や実務技術を学び、関西の精肉店での修行を経て1976年10月に「丸秀精肉店」を開業。
大型店との業態間競争が激化し、全国的に食肉専門小売店の淘汰・廃業が進む中、同社では大型店にテナントとして出店することで共存を図りながら、現在の基盤を築いた。
その後、順次業務を拡大し、肥育から加工、販売までを一貫して手掛け、直営精肉店、専門店やスーパーへのテナント出店のほか、飲食店、直営牧場、ホテル・旅館などの宿泊施設など、積極的に異業種へも進出し、事業展開している。
同グループ運営宿泊施設では、お客さまのニーズに合わせることで、サービス向上と満足度を追求している。
そうした対応が、既存の固定客離れを防ぐとともに、リピーターの増加と今後増加するインバウンドへの対応も可能になってくると、見据えている。
また現在、各宿泊施設の予約センターを1ヵ所へ集約する作業を進めており、今後はインバウンド対応も充実させていく考え。
小野さんの経営方針は「誠心誠意、お客さまの目線に立って、何事にも正直な商売をすること」だという。
お客さまを第一に考え、食の安全・安心を基本とした「安心」の提供と、社員の「満足」が一致するような経営を心掛けており、その結果がグループの成長に結びついている。
4月から、宇佐市川部の「はちまんの郷宇佐(旧かんぽの郷宇佐)」の経営権を、同グループの㈱グリーンパークホテルうさが取得した。
今後は、ホテル名を観光宿泊施設「はちまんの郷宇佐 グリーンパークホテルうさ」に変更し、改修工事をして運営(客室32室)していく。
小野さんは「お客さまに新鮮で健康な暮らしを届けられるよう、従業員教育に力を入れ、ますます充実したサービスを提供していきたい」と抱負を語った。
別府市に温泉ホテルを新築する小野社長
2001年から、宿泊・観光事業に乗り出した小野さんは、由布市湯布院町や別府市を中心に県内13ヵ所で、ホテルや旅館、温泉宿泊施設を運営し、観光産業にも貢献している。
今回新築するホテルは、訪日外国人観光客(インバウンド)をメインターゲットとし、建物は、RC造6階建て地下1階延べ約3300平方㍍。客室は41室(104人収容)。
小野さんは、高校を卒業後、食肉全般に関する基礎や実務技術を学び、関西の精肉店での修行を経て1976年10月に「丸秀精肉店」を開業。
大型店との業態間競争が激化し、全国的に食肉専門小売店の淘汰・廃業が進む中、同社では大型店にテナントとして出店することで共存を図りながら、現在の基盤を築いた。
その後、順次業務を拡大し、肥育から加工、販売までを一貫して手掛け、直営精肉店、専門店やスーパーへのテナント出店のほか、飲食店、直営牧場、ホテル・旅館などの宿泊施設など、積極的に異業種へも進出し、事業展開している。
同グループ運営宿泊施設では、お客さまのニーズに合わせることで、サービス向上と満足度を追求している。
そうした対応が、既存の固定客離れを防ぐとともに、リピーターの増加と今後増加するインバウンドへの対応も可能になってくると、見据えている。
また現在、各宿泊施設の予約センターを1ヵ所へ集約する作業を進めており、今後はインバウンド対応も充実させていく考え。
小野さんの経営方針は「誠心誠意、お客さまの目線に立って、何事にも正直な商売をすること」だという。
お客さまを第一に考え、食の安全・安心を基本とした「安心」の提供と、社員の「満足」が一致するような経営を心掛けており、その結果がグループの成長に結びついている。
4月から、宇佐市川部の「はちまんの郷宇佐(旧かんぽの郷宇佐)」の経営権を、同グループの㈱グリーンパークホテルうさが取得した。
今後は、ホテル名を観光宿泊施設「はちまんの郷宇佐 グリーンパークホテルうさ」に変更し、改修工事をして運営(客室32室)していく。
小野さんは「お客さまに新鮮で健康な暮らしを届けられるよう、従業員教育に力を入れ、ますます充実したサービスを提供していきたい」と抱負を語った。
別府市に温泉ホテルを新築する小野社長