大分建設新聞

インタビュー

山口 夏奈さん(鶴崎工業高校建築科2年生)

2018年07月04日
 臼杵市の豊洋中学校を卒業後、鶴崎工業高校建築科へ進学。
臼杵市から毎日、電車で通学している。幼稚園の時、母親が設計に携わった自宅の建て替え工事を毎日見て、建設業に興味を持った。
小学生になり、図工の授業で木製の本棚を作ったこと、テレビであったリフォーム番組を見たことなどで、さらに興味が深まり、高校は工業系へ。両親も応援してくれているという。
 部活動は、吹奏楽部に所属し、トランペットを担当。
腕を磨くため、プロのジャズトランぺッターの演奏会に出かけるほど、勉強熱心。
授業は、2年生から始まった建築計画が大好きだといい、成績は学年でトップクラスだ。
 サイクリングが好きで、学校の最寄り駅である鶴崎駅から、別府市の明礬温泉まで「ママチャリ」で行ったことがあるほど。
いつかは、自転車で、県内各地にある県出身の建築家「磯崎新」の作品を、見て回りたいという。
その時は、お小遣いを貯めて買った、一眼レフカメラを持っていく。
 近年、頻発する災害からの復旧や復興活動をテレビなどで見て、「建築物、構造物を、より安全で、より耐久性のあるものへ造り上げていく姿に感動している」と、地域を守る建設業の活躍に注目している。
 将来は、「さらに建築の道を究めるため、建築系の大学へ進学か、地元に貢献できる企業へ就職したい」と、夢もしっかりしている。



授業に取り組む山口さん
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