大分建設新聞

インタビュー

後藤桃香さん、梅木琴音さん(豊國建設㈱)

2018年08月24日
 後藤桃香さん(18)と梅木琴音さん(18)が豊國建設㈱(大分市城崎町)に入社して5ヵ月近くが過ぎた。
5人の新入社員のうち2人は地盤調査部に配属され、今、竹田市内の現場で道路やボーリング場所の測量など、先輩の助手を務める。
 仕事にも徐々に慣れてきたという2人に入社のきっかけや目標などを聞いた。
 情報科学高校情報管理科卒の後藤さんは、パソコン操作が好きで、コンピューターを使った書類整理など、高校で学んだ知識と技術を生かせる会社に就職したいと考えていたところ、三者面談で先生から同社を勧められ決めた。
 「現場が好き」と話す梅木さんは鶴崎工業高校建築科卒。
「不動産関係にしようか、建築施工管理技士(現場監督)にしようかと迷っていた」。
その時「建設会社の方がいろいろな現場を経験できる」と先生から背中を押されたという。
 2人は6月15日から竹田市内で中山間竹田西部菅生工区の地質調査をしている(10月31日まで)。
初めて使うコンピューターのソフト(柱状図や断面図作成)に戸惑うことがあるが、地域ごとに違う試料(地層や土質)などに興味が深まってきた。
「分からないことがあったら先輩に聞いて、専門書で予備知識を入れてから現場に出る」ことを心掛けているという。
 休日になると、友人とドライブなどを楽しんでいる2人。甘いものが大好きという梅木さんは、ご当地アイスなどの食べ歩きも楽しんでいる。
 将来の目標は、26歳になったら受験できる「地質調査技士」の資格取得。
「今は何でも取り組み、少しでも早く自分で1からできるようになりたい」(後藤)。さらに2人は「今までと違う環境だが、回りの人が気を使ってくれ仕事は楽しい。毎日、わくわく感がある。結婚しても続けたい」と声をそろえた。



梅木琴音さん、後藤桃香さん
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