髙橋 基典さん(豊肥振興局長)
2019年07月05日
「30年ぶりに竹田へ赴任した。平成2年の水害で道路(の状況)が変わっていると感じた」と語る髙橋基典局長。
梅雨入りを前に(取材当時)今年も水害が発生しないか不安に感じているようだ。
「災害がないことが第一だが、災害対応の危機管理が重要だ。避難訓練による災害前後の対策と意識が最も必要だと思う。その思いで竹田、豊後大野両市への支援をしっかり行いたい」と話す。
就任して以来、災害への対応に漏れのない体制、しっかりした危機管理対策に全力を尽くしている。
豊肥地域は今年、中九州横断道路竹田インターチェンジが開通したことや、10月31日~11月5日までの期間「第10回日本ジオパーク全国大会2019おおいた大会」が、豊後大野市、姫島村、大分市の各会場で開催されるなど一つの節目の年となる。
「豊肥地域は農業を基盤とする県内唯一の地域。担い手の受け入れ対策や、また、竹田インターチェンジ開通効果で道の駅の来客数も増加傾向にあり、人の動きが活発化している」と地域の変化を語る。
道路整備はもちろん、外国語表記の看板設置など受け入れ体制づくりも急がれている。
一方、豊肥地域の農業は、農家単位が減少の一途。農業法人(会社)に代わる状況は今後、ますます進むのではないかと言う。
髙橋局長は「久住に農業高校生が集って研修できるアグリ創生塾が完成した。将来の農業経営を目的とした後継者、労働力の確保に期待したい」と若手育成の重要性を指摘した。
観光面でも「今年度は豊後大野市がジオパーク、ユネスコエコパークの周遊ルートの設定を行う。県としてもイベント開催に合わせて、人が動く仕掛けをやっていきたい」と述べ、「管内が活発に動く時期だ。豊肥地域が明るくなるように取り組みたい」と意気込みを語った。
最後に「地元建設業は災害対応に欠かせない。しっかり連携したい」と結んだ。
趣味は、ウオーキング、野菜づくり。トマトやパプリカ、ゴーヤの栽培が楽しみだという。
旧佐賀関町出身、59歳。大分市の実家に妻と母親を残し単身赴任中。
1960年生まれ。大分舞鶴高校から慶応義塾大学卒。
1984年県入り、86年竹田県税事務所、2014年芸術文化スポーツ振興課長、15年障害福祉課長、18年に生活環境部審議監となり、5月から現職。
梅雨入りを前に(取材当時)今年も水害が発生しないか不安に感じているようだ。
「災害がないことが第一だが、災害対応の危機管理が重要だ。避難訓練による災害前後の対策と意識が最も必要だと思う。その思いで竹田、豊後大野両市への支援をしっかり行いたい」と話す。
就任して以来、災害への対応に漏れのない体制、しっかりした危機管理対策に全力を尽くしている。
豊肥地域は今年、中九州横断道路竹田インターチェンジが開通したことや、10月31日~11月5日までの期間「第10回日本ジオパーク全国大会2019おおいた大会」が、豊後大野市、姫島村、大分市の各会場で開催されるなど一つの節目の年となる。
「豊肥地域は農業を基盤とする県内唯一の地域。担い手の受け入れ対策や、また、竹田インターチェンジ開通効果で道の駅の来客数も増加傾向にあり、人の動きが活発化している」と地域の変化を語る。
道路整備はもちろん、外国語表記の看板設置など受け入れ体制づくりも急がれている。
一方、豊肥地域の農業は、農家単位が減少の一途。農業法人(会社)に代わる状況は今後、ますます進むのではないかと言う。
髙橋局長は「久住に農業高校生が集って研修できるアグリ創生塾が完成した。将来の農業経営を目的とした後継者、労働力の確保に期待したい」と若手育成の重要性を指摘した。
観光面でも「今年度は豊後大野市がジオパーク、ユネスコエコパークの周遊ルートの設定を行う。県としてもイベント開催に合わせて、人が動く仕掛けをやっていきたい」と述べ、「管内が活発に動く時期だ。豊肥地域が明るくなるように取り組みたい」と意気込みを語った。
最後に「地元建設業は災害対応に欠かせない。しっかり連携したい」と結んだ。
趣味は、ウオーキング、野菜づくり。トマトやパプリカ、ゴーヤの栽培が楽しみだという。
旧佐賀関町出身、59歳。大分市の実家に妻と母親を残し単身赴任中。
1960年生まれ。大分舞鶴高校から慶応義塾大学卒。
1984年県入り、86年竹田県税事務所、2014年芸術文化スポーツ振興課長、15年障害福祉課長、18年に生活環境部審議監となり、5月から現職。