河野 圭史さん(県西部振興局長)
2021年06月17日
日田は初任地。当時は高速もなく、初めての日田は遠く感じたが「住めば都で、水がきれいで魅力の多い土地。豆田の町並みも素晴らしいと感じた」と振り返りながら、「おしゃれな店が増えたが、俗化せずに新旧のバランスがとれており、四季折々の祭りなどとの調和が良い感じだ」と2回目の赴任で改めて感じた日田の魅力から話し始めた。
令和2年7月豪雨については「天ケ瀬と宝泉寺という大きな温泉地の被害に、日田温泉の屋形船も流され、復旧、復興は道半ば」と難しさを示す。一方、「行政とNPO法人などの連携ができて 好循環しており効果的だ」と前置きし「皆さんが地域でしっかり組織を立ち上げて前向きにいろいろな取り組みをしている」と賞賛した。
天ケ瀬の河川改修にあたり、土木建築部が住民の意見を聴きながら創造的復興を進めているので「振興局も入り、住民のニーズをしっかり聴きながら、風情のある温泉街づくりを支援したい」と復興へのビジョンを語る。
宝泉寺の方も、地域の若者が中心になっていろいろと工夫して新しい宝泉寺温泉づくりに取り組んでいるので「振興局としても県の支援制度を最大限に活用して地域活性化につながる取り組みを支援したい」と心強く言葉を加える。
天ケ瀬も宝泉寺も経営者が高齢化しているが、天ケ瀬は移住してきた方が中心になり、宝泉寺は若者が核になって復興を進めている。
日田市は県外からの移住者が5年連続県内1位で、活気がある。「行政が一方的に押し付けるのではなく、活動しやすい環境づくりが必要」と地域活動への支援を強調した。
「進撃の巨人」が凄まじい人気で、スノーピークが運営するキャンプ場など新しい施設もできている。「コンテンツは沢山あり、以前からある施設も魅力アップしてうまく融合すれば魅力倍増。奥日田と呼ばれているエリアを周遊し、泊まりは市街地というコースを作り、通過観光から周遊観光へ導きたい」と方向性を話し「日田駅舎内のカフェや宿泊施設など若者が頑張ってリードしているので、新しい日田の活性化につなげる取り組みを応援したい」と後押しも忘れない。
山腹崩壊の難工事などは、建設業界の協力が必要不可欠。工事発注の際のICT活用工法提案や、単価見直しなどの県や国への働きかけを通じて「業界がしっかり利益を確保できるように仕立てをしたい」。工事をしていただける人がいないと災害復旧は成り立たないということを念頭に置いて「担当部署、本庁と連携して工事をしやすい環境整備をしたい」と業界へのメッセージで話を結んだ。
オフはスポーツ観戦。以前、大分トリニータ関連の部署に在籍していたこともあり、特にJリーグの観戦でスイッチを切り替える。
略歴~総務部県有財産経営室長、
令和2年7月豪雨については「天ケ瀬と宝泉寺という大きな温泉地の被害に、日田温泉の屋形船も流され、復旧、復興は道半ば」と難しさを示す。一方、「行政とNPO法人などの連携ができて 好循環しており効果的だ」と前置きし「皆さんが地域でしっかり組織を立ち上げて前向きにいろいろな取り組みをしている」と賞賛した。
天ケ瀬の河川改修にあたり、土木建築部が住民の意見を聴きながら創造的復興を進めているので「振興局も入り、住民のニーズをしっかり聴きながら、風情のある温泉街づくりを支援したい」と復興へのビジョンを語る。
宝泉寺の方も、地域の若者が中心になっていろいろと工夫して新しい宝泉寺温泉づくりに取り組んでいるので「振興局としても県の支援制度を最大限に活用して地域活性化につながる取り組みを支援したい」と心強く言葉を加える。
天ケ瀬も宝泉寺も経営者が高齢化しているが、天ケ瀬は移住してきた方が中心になり、宝泉寺は若者が核になって復興を進めている。
日田市は県外からの移住者が5年連続県内1位で、活気がある。「行政が一方的に押し付けるのではなく、活動しやすい環境づくりが必要」と地域活動への支援を強調した。
「進撃の巨人」が凄まじい人気で、スノーピークが運営するキャンプ場など新しい施設もできている。「コンテンツは沢山あり、以前からある施設も魅力アップしてうまく融合すれば魅力倍増。奥日田と呼ばれているエリアを周遊し、泊まりは市街地というコースを作り、通過観光から周遊観光へ導きたい」と方向性を話し「日田駅舎内のカフェや宿泊施設など若者が頑張ってリードしているので、新しい日田の活性化につなげる取り組みを応援したい」と後押しも忘れない。
山腹崩壊の難工事などは、建設業界の協力が必要不可欠。工事発注の際のICT活用工法提案や、単価見直しなどの県や国への働きかけを通じて「業界がしっかり利益を確保できるように仕立てをしたい」。工事をしていただける人がいないと災害復旧は成り立たないということを念頭に置いて「担当部署、本庁と連携して工事をしやすい環境整備をしたい」と業界へのメッセージで話を結んだ。
オフはスポーツ観戦。以前、大分トリニータ関連の部署に在籍していたこともあり、特にJリーグの観戦でスイッチを切り替える。
略歴~総務部県有財産経営室長、
企画振興部広報広聴課長、
生活環境部私学振興・青少年課長などを経て
4月から現職。
生活環境部私学振興・青少年課長などを経て
4月から現職。